フィリピンで有名な火山情報・観光アクティビティ
フィリピンは環太平洋火山帯に位置しているため、フィリピン諸島の周りには多くの火山があります。今回の記事ではフィリピンで有名な火山、観光アクティビティなどを紹介しています。
数あるフィリピンの火山の中でも有名なのが、マヨン山です。
ビコール州(Bicol)のアルバイ(Albay)にあるマヨン火山は、国内だけでなく世界でもきれいな円錐形(パーフェクトコーン)の形をした山であると称賛されています。マヨン山は活火山で、いつ噴火してもおかしくないのですが、この素晴らしい自然の一部は、国内外の観光客に人気があります。
ここを訪れる人々はマヨン山の美しさを見るためだけでなく、スリル満点のアクティビティを体験するためにやってくるのです。
マヨン山でできるアクティビティ
バギー(Mayon ATV ride)
バギーに乗って、マヨン山を間近に見ることができます。レンタルは、午前7時から午後5時まで。コースは2つあり、「Green Lava Trail」 と 「Mayon Lava Train」 を利用することができます。
ハイキング/トレッキング
※アクティビティは警戒レベルでないときに体験できます。
マヨン火山を訪れるのに最も適した時期は?
警戒レベルがないときで、3月から5月の間がベストシーズンです。
他にも観光客に人気のある活火山はありますか?
バタンガス州のタール火山(Taal Volcano)
ベストシーズン:10月から6月
ネグロス島のカンラオン山(Mount Canlaon)
ベストシーズン:3月から5月と10月から12月
ダバオのアポ山(Mount Apo)
ベストシーズン:11月から5月ですが、植物や野生生物が生息できるように6月から8月までは閉鎖されます。
火山に対する警戒レベルの警告は6段階に分類されています。
レベル0
当面噴火の恐れなし
前触れなく水蒸気/灰噴出が起こることがある
レベル1(低い火山活動)
目先の噴火の恐れなし
レベル2(中程度の火山活動)
マグマが関与しているものと思われる噴火に至る恐れあり。このレベルでは ハイキングやトレッキングは安全ではないと考えられています。
レベル 3 (噴火の準備段階)
マグマが火口付近に上昇活動が活発化した場合、数週間以内に噴火の恐れあり。
山のふもとにいるだけでも危険です。
レベル4,5
段階は生命に関わるレベルで、数日内に危険な噴火の可能性。近寄らないようにしましょう。
フィリピンの火山情報サイト
・在フィリピン日本国大使館
http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
・在セブ日本国総領事館
https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
・フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC)
・フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)
https://www.phivolcs.dost.gov.ph/
フィリピンではどのくらいの頻度で火山が噴火していますか?
フィリピンでは過去400年の間に合計44回の大噴火がありました。
約7500人の命が失われました。直近での火山噴火は2022年に起こっています。
フィリピンは環太平洋火山帯に属しているため、火山活動はフィリピンの特徴の一部となっています。この情報が、フィリピンを旅するあなたのお役に立ちますように。
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