セブ島のシヌログ祭レポ!2023年版
セブ島では、1月の第3日曜日に、にぎやかで楽しいお祭り”シヌログ(SINULOG) “が開催されました。
SRPと呼ばれる「セブ市の開発エリア」で初めての開催となり、多くの批判も殺到。
しかしながら、最終的には華やかな祭典となり、成功を収めました。
こちらの記事では、
「2023年のシヌログ祭の様子」と「次回シヌログ祭に参加する皆さんへ重要な情報」を残しております。
シヌログ祭をまだ知らない人へ「シヌログ祭とは」
毎年100万人から1500万人の観光客が訪れる、フィリピン最大のお祭りです。
シヌログってどういう意味?
セブアノ語の副詞「スロッグ」に由来しています。
意味は、前方・後方のダンスの動きを表しています。シヌログ祭で踊るダンスは、太鼓の音に合わせて、2歩進んで1歩下がるのが基本です。
当日の「シヌログ祭」の様子
まずは、サントニーニョ教会の様子!
フィリピン最古のカトリック教会「サントニーニョ教会」がセブ市内にあります。
地元フィリピン人にとって、シヌログ祭の前にサントニーニョ教会でのミサに参加することは、最も重要なことです。
なぜ、シヌログ祭の前にミサに参加することが大切なのでしょうか?
フィリピン人は信仰深いと言われています。神を崇拝し、受けたすべての恵みに感謝する方法のひとつが、ミサに参加することなのです。
彼らにとって教会とは、信仰を深め、神と心で対話するための清庭となっています。
ミサに参加した後は、安心してお祭りに参加することができると言います。神に感謝を捧げた後は、すでに心が晴れやかになっているから。もう心配事や他のことを考える必要はないのです。
ここで問題なのが、シヌログ祭の前後には多くの人が教会に参拝するため、教会に入れない確率が高いのです。
各自折りたたみ椅子を持参し、教会の外で座ってミサを聞いている人が沢山いました。教会の周囲にテレビのスクリーンが設置されるので、外からでも見ることができるんです!
マゼランの十字架
教会に行った際には、サントニーニョ教会の隣にある、
マゼラン・クロスも見学しましょう!
マゼラン・クロスを外から見た風景
水上パレードとミサ
シヌログ祭の目玉のひとつは、水上パレードです。1月14日の早朝に開催されました。
この水上パレードは、16世紀にマゼランがセブ島の海岸に停泊した時の様子を再現したものです。マゼランはキリスト教をフィリピンの島々に伝えました。
水上パレードの後、サントニーニョ教会でミサが行われます。
(写真はミサの様子です!写真からも迫力が伝わってきます!)
ストリートパーティー
鮮やかな衣装を身にまとい、太鼓の音に合わせて踊るパレードが行われました。
9日間に及ぶミサ、パフォーマンス、フードフェスティバルなど、さまざまなイベントが行われました。その中には宗教的、文化的なイベントも盛り込まれています。
フィナーレを飾る「花火大会」
シヌログ祭の最後には盛大に花火が打ち上げられました!
次回、シヌログ祭に参加する皆さんへ!
シヌログのお祭りに参加する場合、当日は早起きしなければなりません。
交通量が多く、道路も閉鎖されます。
シヌログ祭には毎年有名人も参加することから、パレードを見ることができる絶好の場所を選ぶためにも、早めに会場へ到着することをオススメします。
長時間歩くので、動きやすい服装が必要です。当日は水分補給もお忘れなく!
しかしながら、飲みすぎにはご注意ください。
トイレを探すのが困難なため、路上に設置された簡易トイレも長蛇の列でした。
シヌログ祭に参加してみて・・・
シヌログ祭の終わりには、疲れを感じるかもしれません。
しかしながら、それ以上に素晴らしい経験として心に残ること間違いなし!
あなたもシヌログ祭に参加してみてはいかがでしょうか。
もちろん、他の参加者と挨拶を交わすこともお忘れなく。
お祭りのかけ声、「ピットセニョール!」と挨拶をして、その場を楽しんでください。
この記事を書いた人